ほくろの治療方法

医者

治療法は様々

以前までは、ほくろ治療といえば切開法が主流でした。しかし現在では、専用のレーザー機器を使用して治療する方法も浸透してきています。まずはそれぞれの治療法の特徴を見ていきましょう。最初に切開法ですが、こちらはメスや電気メスを使用してほくろを除去する治療法です。直径が5ミリを超える大きいものや、根が深いほくろは切開法での治療が向いています。きれいに取り除くことができるので、再発の心配もほとんどありません。切開法は最初に局所麻酔を行い、メスでほくろを取り除いていきます。その後、皮膚を縫い合わせて終了です。取り除くほくろの数や大きさによって変わりますが、治療時間は20分程度と短めです。ただし、施術後は抜糸や経過観察が必要なので、数回通院しなければなりません。もし治療後に気になることがあれば、通院のときに医師に相談してみましょう。
専用のレーザー機器を使用した治療は、小さめのほくろや、できた範囲が広い場合に適しています。ピンポイントでほくろに照射できるので、周りの皮膚を傷つけることもありません。治療範囲にもよりますが、施術時間は数分~30分ほどで完了します。レーザーと聞くと痛みが心配になりますが、治療前には麻酔をしてもらえるので、痛みはほとんど感じません。また、レーザー機器によっては出血がほとんどない状態で治療できるものもあるので安心です。治療前のカウンセリングでほくろのある範囲や大きさなどを確認し、レーザーの照射回数などを医師が決めていきます。回数によって治療費も変わってくるので、治療を受ける前に確認しておきましょう。

受けられないこともある

ほくろの状態によっては、希望する治療を受けられないこともあります。例えば、レーザー治療を希望していても、ほくろが大きくて完全に取り除けない可能性がある場合は、切開法を提案されることもあります。きれいに取り除くためにも、医師に診察してもらって、ベストな治療法を選択するようにしましょう。メラノーマの場合は、初期であれば切開法によって治療してもらうことができます。メラノーマは、確実に取り去るためにも切開法が一番適した治療法だと言えます。しかし、ほかにも転移していた場合は、切開法ではなく抗がん剤や放射線治療が必要になってきます。身体への負担をなくすためにも、気になるほくろを見つけたらすぐに受診して、なるべく初期の段階で治療を受けるようにしましょう。